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妄想の私的住宅事情
家づくりコラム

妄想の私的住宅事情6【リビング】

 家族が集い、安らぎと癒しを得られる場所、それがリビングだ。英語的には間違っている気がするが語感的、意味合い的には”生(ライブ)”の現在進行形ということにしておこう(笑)。
 リビングと呼ばれる空間はたいていの場合、家の中心に位置する。しかも日当たりの良い南面に位置することが多い。もちろん何らかの事情により、北側の日の当たらない片隅や、玄関を開けていきなり「こんにちは」的なスペースにリビングを作らざるを得ないケースもあるかもしれないが、作ってはいけないなどという法律はない。だが、ほとんどの方が南面に面した家の中心部分にその場所を配置する傾向がある。
 だか、いくら南側の日当たり良好な場所とは言え、リビングスペースが畳3帖ほどの大きさというのも如何なものかと・・・。これもまたもちろんのことだが何帖以上でなければリビングと呼んではいけない、などという法規はない。【3帖リビング】・・・(^^;)。

 4人家族と想定してもテーブルを置いてきちきちである。TVは壁掛け限定。ソファーなどはもっての他だ。しかも誰かが席を立つ際は、進行方向にいる人は一度席を立って場所を開ける必要に迫られる。これでは新幹線の座席か飛行機のエコノミークラス状態ではないか(笑)。
 それでもデメリットばかりではない。家族の距離がぐっと縮まるという効果もある。まさにフェイストゥーフェイス! 身動きの取れない親密な時間の共有は、家族の絆をいっそう深めてくれるはずである。
 そうはいっても3帖リビングにおけるテーブルの空間占有率は誠に高過ぎる。ここはせめて”卓袱台(ちゃぶだい)でいきたいところだ。卓袱台とはかつてリビングが【お茶の間】と呼ばれていた頃、どこの家庭にもあったであろう”昭和”の遺物的座卓テーブルのことだ。
 高度成長期のお父さんたちのストレス発散必須アイテムである(これもまた多少偏見入ってます・・・笑)。何か気に食わぬことがあればこれを勢い良くひっくり返せばよいのだ。奥義【卓袱台返し】である。今は当然NGだ(笑)。
 3帖ほどの空間なのでやたらと冷暖房効率が良いのも魅力の一つだ。冬などは鍋料理でもすれば暖房すらいらないほど温まること必至である。
 夕飯も終わり、一家団欒の折りには卓袱台にキャンドルでも灯し、お茶(お茶の間だしね・・・)でも飲みながら今日の出来事でも語り合えば、さらに家族の連帯感が強化されるはずである。
 
 ただし、3帖リビングの場合、お客様が来たときにはかなり人口密度が上がるので酸欠には十分注意して頂きたい(^_^;)。
 
 

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妄想の私的住宅事情5【キッチン】

 

 住宅における”キッチン”という空間は、食事を作ったりその後片付けをするためだけに存在する特異な場所である。
 もちろんキッチンに布団を敷いて寝ても誰も文句は言わないと思うがわざわざそこで寝ることもないだろう! キッチンにはキッチンとしての存在意義、もしくは役割というものがあるのだ。
 その役割とは前述したように食事を効率良く作るためのスペースだ。そのためにシステムキッチンがあり、食器棚があり、家電収納(電子レンジや炊飯器)や冷蔵庫がある。
 それらは全て料理を作り、後片付けをするための必須アイテムみたいなものだ。そこにソファーや布団があっても邪魔なだけだ。ただし、椅子だけは欲しい! 何故料理や洗い物を立ってやらなければならないのだろうか? 座ってやって何故悪い。第一、立ちっぱなしでは疲れるではないか(笑)。
 椅子もキャスター付きの回転式のやつが望ましい。しかも座面はやや高め。キッチンのトップの高さも通常より低め設定だとありがたい。机サイズまで下げると収納スペースが減ってしまうのでH=800ぐらいが良いのではないだろうか。
 座りながら料理が出来るので煮込み料理などの時間のかかる作業も苦ではなくなる。もうゆったり座りながらスマホを見たり、音楽を聴いたり、読書だって出来るではないか。
 座ったまま冷蔵庫を開けてモノを取り出すのはかなり苦しいが、そのぐらいは立って取り出してもらおうではないか(笑)。
 高い位置にある吊り戸棚のモノでも椅子を踏み台代わりに使えばよろしい。ただしその際は回転の固定をお忘れなきように・・・アイススケートのスピン状態必至なので・・・(笑)。
 ただ、椅子がそのままそこにあるとやはり邪魔である。キャスター付きの椅子なのでフットワークを上手く使えば配膳も座ったまま🆗! 食事をするときはその椅子をダイニングテーブルに座ったまま移動すれば丸く納まるというものだ。家族全員がこの手の椅子にしておけば食器の後片付けも楽である。車椅子の方にも抵抗が無いはずだ。
 
 ただし一度にキッチンへ殺到すると狭いスペースなので渋滞注意だ(笑)!
 
 

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妄想の私的住宅事情4【浴室】

 

 前回の【トイレ】編では無くてもいいモノなどと書いてしまったがやはりあるに越したことはないのが【浴室】もしくはお風呂場である。ここはたいてい洗面脱衣室と一対で取り扱われるスペースである。まな板と包丁のようなものだ(笑)。
 一般住宅ではまずないが浴室と洗面脱衣室が離れているところがある。それは秘湯の温泉! 脱衣室から延々とほぼ裸のまま湯船へと向かう行程は、気恥ずかしさと妙な期待感が入り交じった複雑なものだ。その気分を味わいたい方は是非間取りに組入れて頂きたいがそういう方はごく少数であろう(^_^;)。
 今回は洗面脱衣室&浴室をセットで考えてみたい。
 そもそも切っても切り離せないこの2つのスペースが、隣接しているとはいえ別々のスペースにあるのがもったいない! 浴室と洗面脱衣室という2大水廻りスペースが上手く共存出来ないものだろうか?
 基本この2つのスペースは”洗う”ということに特化した空間である。ここをシンプルにまとめられないだろうか!?
 たいていの場合、洗面脱衣室には”洗濯機”という家電が置かれている。もちろん”衣類”を洗うモノだが”衣類”が洗えるのだから人間の体だって根性で洗ってもらおうではないか(無理、無理・・・笑)。
 さすがに洗濯機の中に人間が入るのは憚れる(笑)。ドラム式などで試みようものなら、さしづめマジックの水中脱出ショーさながらの様相を呈するのが落ちだ。では人間も洗えるのだから衣類ぐらい洗えるだろうという発想で行こうではないか! 
 浴槽に洗濯機機能が付いていればいいわけだ。まず洗い場で服や下着を脱ぎ浴槽に放り込む。後は全自動だ。衣類を洗っている間に自分の体も洗えば良い。時間のない方は服を着たまま湯船に浸かっていればよろしい! 洗濯も風呂の残り湯を使うまでもない。服も体も丸洗い! 一石二鳥だ。だがその際、脱水、濯ぎの試練に耐えられるのかが問題なのだが・・・(笑)。まぁこれも慣れということで・・・(笑)!
 洗濯された衣類は、超強力な乾燥機で乾かせば良い。乾燥機の吹き出し口の真下にくればドライヤー代わりにもなる。乾燥機を掛けることによってお風呂の黴も予防出来るだろう。もういっそうのことドライサウナ仕様にでもすれば完璧だ。
 浴室にはたいてい鏡も付いているので歯を磨いたり、身だしなみを整えることだって出来る。
 あとは浴室の外に畳1帖ほどのスペースがあればバスタオルで体を拭き、服を身に付け、体重計に乗り、足つぼマッサージマットを痛いながらも踏みしめる。冷蔵庫など置ければキンキンに冷えた瓶の牛乳(もしくは明治のフルーツ牛乳[※現在販売中止のはずだが・・・])を腰に手をあて飲んでも様になる。もう毎日が銭湯気分である!
 
 ただし、現状の技術でこれをやろうとすると光熱費が馬鹿にならないとだけ追記しておく(^_^;)。

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妄想の私的住宅事情3【トイレ】

 

 トイレ・・・これほど個室の似合う場所はない!
 当然と言えば当然だ(通常定員1名だ)。この大前提を利用してもっと素晴らしい空間に出来ないだろうか!?
 トイレこそ”家”にとって無くてはならないスペースである。最悪浴室がなくとも生きて行ける! だがトイレがない家は困る。出るモノは出るのだ(笑)。
 トイレは一つよりも二つあった方が何かといい。朝のお出掛け時間帯に重なるのは世の習わしだ。
 しかも完全個室というのがいいではないか! たいてい鍵まで付いているし、推理小説用語を使わせて頂けるなら完璧なる【密室】である。便器に座ればもうそこは自分だけの癒される空間だ。
 こんな素敵な空間が家の中に、1つ、ないし2つではもの足りない。家族4人暮らしなら、一人にひとつずつ[マイ・トイレ]があってもいいのではないだろうか。お父さんトイレ、お母さんトイレ、息子トイレ、娘トイレ。子供部屋とかお父さんの書斎を作るよりぐっと少ないスペースでこと足りるのではないだろうか!? 余ったスペースでリビングをもっと広くとってもいいし、贅沢な吹き抜けなんかを作ってもお釣が来てしまう。
 そのためには快適な個室に堪えうる仕様でなければならない。
 まずトイレに無くてならないモノ。それは便器だ(まぁこれがあるからトイレなのだが・・・笑)!
 便器は陶器で致し方ないが、便座部分をどうにか出来ないだろうか。座り心地には拘りたいところだ。たいていはプラスチック樹脂製のモノが主流だがソファーのように革張りとか、肌触りの良い布張りとか・・・。
 長時間居たい方にはリクライニング機能があると便利だ。便座の蓋がそのまま背もたれになれば良いではないか(タンク付きは厳しいが・・・)。そうなるとひじ掛けも欲しくなる。今は壁掛けリモコンが主流だがかつてのウォシュレット便座には便座の横に機能装置が付いているものがあったがそれを内蔵したまま、ひじ掛けに出来ないだろうか!?
 また、脱臭機能も充実させたい。焼き肉屋にあるような強力なファンが天井に内蔵されているとか・・・。さらにアロマの香りで部屋を満たすのもいいかもしれない!
 トイレで本や雑誌を読むという習慣の方もおられると思うが、そうなるとちょっとしたライティングデスク的なものも必要だろう。便器の正面が扉ならそこから飛行機や電車の背凭れ裏側に付いているような折り畳み式テーブルが倒れて来るというのはどうであろうか。距離的にはちょうどいいような気がするが・・・。
 そんなことしているとドリンクサービスも欲しくなる(笑)。一杯のコーヒー片手に、読書やタブレットで映画鑑賞などもいいかもしれない。
 便座部分がオフィスの椅子みたいに回転すればなおよろしい! 身体をひねらずともトイレットペーパーは取れるし、壁側面に収納棚でもあれば立たずして必要なモノが手に入る。まぁ機能的に可能かどうかはトイレメーカーさんに聞いてみないとわからないのだが・・・(^_^;)。
 
 とにかくトイレこそ最強の個室であることは確かな事実である!

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妄想の私的住宅事情2【勝手口】

 

 前々から疑問に思っていたのだが、何故【台所】のことを”お勝手”と称すのだろうか?
 勝手に料理をしたり勝手に洗い物をするから、と言うわけ訳ではないだろう(笑)。謎である(^_^;)。
 ”勝手”に決めないで頂きたい(笑)!
 まぁそこはどうでもいいことで”お勝手”にある出入り口なのでこれを総称して【勝手口】と呼んでいるわけだ。
 この【勝手口】、もう一つの家の出入り口である【玄関】に比べるとかなり控え目である。控え目どころではない。存在自体、影が薄いではないか! そもそも設置される場所が家のビハインドというか、裏の目立たない所にひっそりと佇んでいる感がある。
 もう人間で言うなら昔の殿様に囲われた”お妾さん”とか、”家政婦は見た”の家政婦さんぐらい日陰者的存在だ(かなり偏見入ってます・・・)。
 そんな【勝手口】だが、もう少し存在感を出してもいいのではないだろうか! 場所に関してだが、これはもう厳然たる主役である玄関を差し置いて表舞台に出る訳にはいかない。主役の座は譲るとして、もうクセのある名バイプレーヤーに徹するしかない! となるとやはり家の裏側で個性を光らせる作戦に打って出るべきだ。
 場所的に不利ならばその意匠、スタイルで存在感を主張するという手がある。まず勝手口にありがちなアルミのパネルドアは回避したいところだ。玄関に対抗して木製もありなのだが、ここはひとつ大胆にオールステンレス製の銀ピカでアピールしたいところだ。
 さらにセキュリティーも指紋認証及びテンキーによる暗証番号オートロック装備で望みたい。(ゴミ出しの時は誠に面倒くさいが・・・)。
 玄関にもあるであろう表札だが、こちらも負けずに一工夫欲しい。この場合【裏札】と呼ぶべきか(^_^;)。そもそも玄関から訪問しない輩に対してのモノなので、ここは一般の人に分かられるようでは困る。例えば家主の姓が”佐藤”さんならば”310″(語呂合わせ)とか。”金子”さんならば金色一文字で”子”とか(なぞなぞかっ!)。
 もう一つ忘れてならないのがインターフォン(呼び鈴と言った方がそれらしいか・・・)である。これはもうピアノの鍵盤式しかない! どういうことかと言うと、来訪者が正しいメロディーを弾かないと呼び鈴が作動しないというとんでもない代物である。難しい曲だと最後には扉を連打される恐れがあるので、ここは”未知との遭遇”のテーマ曲ぐらいが妥当だろう。扉を開ける際は意味深にゆっくりと開けると雰囲気が出る。さらに扉の隙間からスモークでも出てくれば最高だ(笑)!
 最後にここは重要なポイントなのだが、勝手口なのだから”お勝手”に通じる扉でなくてはいけない。これが、開けたら階段下の物入りでしたでは洒落にならない!

 それにしても勝手口御用達の[サザエさんの三河屋さん]的方って今でもいるのだろうか・・・(^_^;)?

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