適材適所の自然素材選び
私たちは、無垢材や自然素材を“いいかげん”に決めることはいたしません。自然がつくったものは、形が不統一だったり、個性を持っていたりするものです。それらの素材を扱うためには、作り手が真剣に自然素材に向き合うことが大切だと思っています。
私たちは、お客様へのご提案にあたって、これまでの知識と経験を総動員し、「どこに何の素材を使うか」を慎重に決めていきます。自然素材の構造材・仕上げ材は、ともに様々な種類があり、種類の数だけまた特徴があります。自然素材に携わってきた長年の経験と知識で、その特徴をうまく生かしていきます。
当たり前のことではありますが、家を支える大切な構造材には、「杉」や「ヒノキ」、「米松」などの強度の強い木材を選びだし、湿気の多いところや土台には、水に強い「ヒノキ」、「ひば」などの素材を選びます。“生きている自然素材“を、適材適所で生かしていきます。
家を支える大切な構造材
どこにどんな素材を使うのか、
予算と相談しながら決められます。
そしてもうひとつ素材選びをする上で、重要になってくることはコストです。例えば斉藤工務店では、日本の風土に合った住まいをつくるため、できるだけ国産の木材を推奨していますが、国産材でまかなうことが難しい場合は、お施主様と相談しながら、優先的にコストをかける場所を決めて参ります。 ※土台に「青森ひば」を使うこともあります。
まずはご要望をお聞かせいただき、一緒に「自然素材の家づくり」を行ってまいります。
雨に濡れていますが、純国産杉材「木もちe-デッキ」です。