東京都多摩市 S様邸
土台は青森ヒバ。キッチンも無垢材のこだわり健康住宅
WEBサイトを通じて斉藤工務店のことを知ってくださったS様は、真の健康住宅をお望みでした。目に見えないところだからこそ、とシロアリを寄せ付けない青森ヒバを土台に採用し、ほとんどの構造材を無垢材に。こうして木の香りに囲まれて家族みんなが笑顔で過ごせる住まいが完成しました。S様の価値観そのものが反映された、やさしさあふれる住まいです。
別の会社では話が合わず、途方に暮れていたところ斉藤工務店さんを見つけました。
妻・子がアトピー性皮膚炎に悩まされていたため、自然素材をふんだんに使った家にしたいということが、私たち夫婦の一番の希望でした。はじめは大手ハウスメーカーでプランの検討を進めていましたが、「健康素材を使った家にしたい」と伝えているのにもかかわらず、期待と異なるプランを提案されたり、間取りも希望がかなわなかったり…。そこで、自由設計の地元工務店に頼むのも手ではないかと考え、インターネットで斉藤工務店さんのホームページを見つけたました。
専務さんの的確なアドバイス、現場との意思疎通の速さ。対応力に驚きました。
斉藤工務店さんのプランは、大手ハウスメーカーでは取り入れられなかった私たちの希望をできるだけ実現しようという姿勢を感じるものでした。そこに加えて、構造面、意匠面双方で専門家としてよりよいアイデアを盛り込んでくださいました。身体にやさしい防蟻剤のほか、無垢材、珪藻土の壁、和紙の天井…と、この予算でここまでできるの?と驚くものでした。
また、斉藤工務店の皆さんは腕が良いだけでなく、人柄が誠実です。特に専務は設計士であり、窓口であり、経営者であり、現場監督です。非常にアドバイスが的確で決断が迅速で、現場との意思疎通が確実でした。斉藤工務店さんで家づくりをして、最も良かったのはこの点なのかもしれません。
斉藤さん、素晴らしい家を建てていただきありがとうございました。
大事に住み続けたいと思います。
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2階に設けられたリビングは、開放感にあふれています。丸太柱は家族の成長をそっと見守るS邸のシンボル。杉板張りの勾配天井がより空間に広がりを与えています。無垢パインをふんだんに使ったフローリングには、S様自らが蜜ろうワックスを塗布。「お風呂上がりの汗ばんだ足で歩いてもべたべたしません」とS様。アンティーク時計はS様自らが探してお求めになられたもの。※
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リビングからつながる小階段を上がると、ダイニングキッチンが現れます。モダンな照明とマッチした3つのガラスブロックと小さなfix窓は奥様のアイデアです。左側は無垢材でできた収納たっぷりのキッチン。斉藤工務店によるオリジナルデザインです。
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大きな高窓から明るい光がキッチンとダイニングに降り注ぎます。窓が庇のすぐ下に設けられているので、夏は直射日光が入りづらく逆に冬は日差しを取り込みやすくなっています。ここの窓ガラスは断熱性を重視してLow-Eガラスを採用しています
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アメリカでも最も厳しいオレゴン州の排気基準をクリアした「アンコール」の薪ストーブ。美しい色が背面のレンガによく映えます。右手に見えるのは、ロフト収納に上るためのハシゴです。
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リビングから洗面所へ向かう小階段には、ささやかながら収納を設けました。日常生活のこまごまとしたものもキレイに片付きます。
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和室は琉球畳と吊り押入れが特徴的です。落ち着きを持たせつつも若いS様に合うモダンな和室になりました。※
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とっても広い玄関。左手奥にはたっぷりとした広さの土間収納を設けました。廊下や玄関、そしてLDKを広くとったゆとりの家にしたい、というS様の思いがあらわれている場所です。※
物件データ
- 所在地
- 東京都多摩市
- 設計・施工
- 斉藤工務店
- 仕上げ材
- 外壁=屋根:洋瓦(モニエル瓦)、外壁:ジョリパット仕上げ
内装=天井:土佐和紙クロス、壁:土佐和紙及び珪藻土、床材:パイン材 - 竣工
- 2008年3月
- 撮影
伊藤元章(※印のみ)
- 延べ床面積
128.1㎡(38.8坪)
- リンク
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