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5尺9寸8分=・・・?
建築の世界におけるメジャー(我々はスケールと呼びます)にはこのように2つの数字か表記されているものがあります。 太字で表記されているほうが尺寸法用の目盛りです。木造建築の場合、この【尺貫法】というものが失われつつある伝統芸能の如く細々と息づいています(^_^;)。年配の大工さんほどこちらの【尺目盛り相当】スケールを愛用する傾向にあります。数字が大きくて見易いですしね(^^)。 1尺をセンチに換算すると約30センチ。スケールに刻まれた最小目盛りである1分はミリ換算すると3,03ミリとなります。 写真の5尺9寸8分をミリに換算すると598に3,03を掛けて1811,94(もう1812でいいでしょう・・・笑)になります。そのラインにいってますよね! まぁこんな面倒臭い計算をしなくて済むようにこんなスケールがあるのですが・・・(^_^;)。
それにしても何の長さを測っていたんでしょうね(笑)? お暇な方は想像してみて下さい(^_^)/