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建築職人ガイドブック16【タイル屋】

【タイル屋】

タイルの歴史は古く、古代エジプトの時代より用いられているそうです。古過ぎてピンと来ませんが・・・(^_^;)。
そんな古くから用いられているタイルですが現在でもしっかりと使われています。そのタイルを貼るのが【タイル屋】さんです。
最近は少なくなりましたが、キッチンの壁やお風呂にタイルを貼ることもあります。ただ現在の主流工事箇所としては玄関の土間やポーチ部分にタイルを貼るというケースが圧倒的に多いです。
タイルには目地というものが出来ます。タイルとタイルの合わせ目部分ですね。この目地ラインを揃えなければ美しく仕上がりません。まずタイル割という作業をしてからそれに合わせるようにしてモルタルで下地を作って行きます。
貼り方も[圧着貼り]と[団子貼り]の2種類があります。平滑な面に接着剤で貼り付ける[圧着貼り]。モルタルを団子状(団子というよりぼた餅)に練り貼り付けていく[団子貼り]。現在ではほとんど[圧着貼り]が主流です。
タイルを専用の接着剤で貼り付けたら目地セメントと呼ばれるモノをタイルとタイルの隙間に流し込みます。その目地セメントを乾く前にキレイに拭き取ります。
これで完成です。書くと簡単なように思えますがマトモなタイルだけを貼るわけではなく端の部分はちょうどいい大きさにカットしなければなりません。タイルは硬いので専用の工具を使いカットしていきます。これが難しい!
玄関土間や玄関ポーチの場合、水洗いも想定してある程度の勾配を付けていきます。これも難しい。
まぁタイル職人の腕の見せ処です。

古代エジプトのタイル職人も同じようなことをしていたんでしょうかね(^_^;)?

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