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家づくりコラム
決めなきゃならないこと!

決めなきゃならないこと!10 番外編【地鎮祭】①

 日本には八百万の神様がいるという考えが古くからある。真偽のほどは「信じるか信じないかはあなた次第・・・」(笑)というところなのだが、前提としてはそういうことだ。
 地鎮祭はその土地の神様に工事の無事とそこでの暮らしの幸せを祈念するという儀式である。もちろん地縛霊を徐霊するというのとは別物である(^_^;)。そのあたりはハッキリと区別したいところだ!
 まず地鎮祭に先立ち、工務店サイドはその土地に建築予定の建物の形をナイロンテープ等で明示する。その行為を【地縄張り】と呼ぶ。それによってその土地のどのあたりにどれぐらいの大きさの建物が建つのかわかる仕組みとなっている。
 その地縄の中に地鎮祭用の祭壇を設ける。祭壇の周りに4本の青竹を立てその竹を注連縄(しめなわ)というもので横にぐるりと縛り、その縄に紙(し)でと呼ばれる稲妻状に切った紙を一辺に4枚ずつ挟んでいく。
 祭壇には神様のお宿りになる[ひもろぎ]と呼ばれる榊の木を祭壇上部中央に据え、その周りにお神酒や海の幸、山の幸等をを供える。奉献と熨斗紙に記されたお酒なども載せたりする。祭壇右手前あたりに[忌み砂]と呼ばれる高さ30センチほどの三角錐の小山を作る。その山がその土地の見立てというわけである。
 準備が整えば装束を身に纏った神主さんが「これより○○様邸地鎮祭の儀を祭行致します」という挨拶の後、厳かに地鎮祭が始まるのである。

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