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建築職人ガイドブック

建築職人ガイドブック9【電気屋】

【電気屋】

電気は目で見ることが出来ません。常にスパークしてれば別ですが・・・(^_^;)。
目には見えませんが確実に存在します。
そんな得体の知れないモノを扱う電気屋さんとは特殊能力の持ち主かというとそうではありません。中にはそんな人もいるかもしれませんが・・・(笑)。
要するに電気屋さんの仕事は目に見えない電気を建物の中に引き込んでいかに目に見える形(照明の灯りとか・・・)にするかということです。
大元の電源は電力会社より供給される電線より建物内に引き込み、電気メーターを通して一度分電盤というものに入ります!
そこから各部屋へ電気を引っ張って行く訳です。その際用いられる電線が【Fケーブル】と呼ばれるモノです。流れる電気のアンペア数によって中の電線の太さが違います。【Fケーブル】のFとは[Flat type]の略です。何がフラットなのか良くはわかりませんが・・・(^_^;)
電気屋さんのメインのお仕事はいかにこのFケーブルを一つの分電盤に的確かつ正確に持って来るかというものです。家の中の壁や天井のなかで縦横無尽にこのFケーブルを這わせます。その際ステップルという金具で電線を固定して行きます。コンセント、スイッチ、照明器具へと2本の銅線を灰色のビニール樹脂で被覆したFケーブルを持って行き、それを分電盤へと集中させます。エアコンや電子レンジなどのアンペア数の大きなモノは専用の回路で単独で引っ張って来ます。
分電盤を取り付ける前の状態を見ると、Fケーブルの束が海中のイソギンチャクの如く灰色の触手を林立させています(笑)!
配線工事の後、仕上げ工事にて照明器具やスイッチ、コンセントプレートなどん取り付けていきます!
電気のある生活って便利ですし、ありがたいですよね(^_^)/。
それを形にしてくれる【電気屋】さんには足を向けて眠れませんね・・・あれ、これ前にどっかの職人でもいいましたっけ・・・(^_^;)。

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