法規的な問題や予算的な問題で制約というものは必ず存在する。その中で如何に自分の理想に近い建物を作るかが家作りの醍醐味である。

　そうするためには工務店とお施主様が二人三脚で協力し合わなければならない。打ち合わせ、選択、決断の末に理想のマイホームが現出するわけだ。

　さぁ、間取りが決まれば次からは建物の仕様を決める作業が待っている。どんな材料、どんな機器を使うかによって家全体の見積り金額は大きく変わってくる。

　ここからは計算機との格闘である(笑)(^_^;)。

絶好の上棟日和。 ということで本日、無事棟を上げることが出来ました! いよいよ工事も本格的に始まるわけですが、安全には十分注意して進めて参りますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します！
まずは上棟、誠におめでとうございます！

転落防止を兼ねた階段手摺りです。

材種は杉。オリジナルデザインです。

今回は階段の内回り手摺りということで、外周り手摺りとは若干違う納まりで取り付けています!

ストリップ階段から先の蹴込み階段部分の壁に木製のブラケットを取り付け納めています。

内回りでは同じ手摺り高さでの連続性が難しいため、途中から通常階段手摺り高さへと変換しています。

この辺になって来ると専門過ぎるのでスルーしちゃって下さい(^_^;)。

で、こんな形状となりました!

平べったい手摺り部分は坊主面(ぼうずめん)と言う大きめのアール面をとり、手触りを良くしました！

同じモノをそっくり同じように作れと言われると微妙なのですが(^_^;)、世界に一つだけの階段手摺りと言うことで···(^_-)。

天井には土佐和紙の“コウゾ入り白”を貼っています。

納戸の壁紙には土佐和紙の“ヒノキチップス”を貼りました。

“コウゾ入り白”が障子紙のようにツルッとしたテイストに対し、“ヒノキチップス”はツブツブの塗り壁のようなテイストです。

この“ヒノキチップス”、もちろんビールのおツマミではありませんので…(^_^;)。

1Fフリースペースの壁は水性塗料仕上げです。ボードのジョイントやビス頭をパテ処理しています。

下塗り材を塗布しています。真ん中の巨大扇風機が当時の暑さを思い出させます(^^)。

2回塗り仕上げの1回目。同様に１Ｆトイレの腰壁から上の部分を同じ塗料で仕上げました!