【間取り】も決まり大まかな他の図面も出来上がり、大野夫妻はとりあえずもう家が出来た気分でいたのだが、工務店より建物の仕様を打ち合わせ、決定しましょうとの連絡に、再び”お悩みモード”へと引き戻されるのであった(^_^;)。

　建物の【仕様】。

　これはどんな材料を使うのかとか、耐震、断熱のランクはどの程度の等級で行くのかとか、外装、内装の仕上げ材を何にするのかといったような建物の性能、及びグレードを決めると言うことだ。それによって見積り金額は大きく変動する。

　構造に関しては大野さん夫妻とも素人なのでスタンダード仕様で工務店に一任する。

　断熱材に関してはグラスウールにするかセルロースファイバーにするか迷ったが、夏涼しく冬暖かな家というのに憧れもあり、日々の暮らしに直結することなのでより性能の良いセルロースファイバーを選択決定する。少し割高だが快適な暮らし実現のためにはここは思い切って決断をする。

　断熱に拘ったことによりサッシもガラスの性能の良いモノを選ぶ。さらに窓の大きさ、窓の開閉方式の種類、色なども決めなければならない。色に関しては迷うところだ。

杉の無垢材を縦横に組んだ井桁格子。リビングと階段を間仕切る壁に取り付けました！ ちょっとした飾り棚にもなりますし、光と風の通り道ともなります！ 実はこれ、今だから言いますが、建具屋さんに作ってもらいました(^_^;)。 工期があれば自分で作ったのですが···もちろん言い訳です(^_^;)。
匠の技、炸裂ですね！

ストリップ階段壁面に桧の節あり羽目板を貼りました。 段板部分のくり抜きは大変でしたが(^_^;)こうして出来上がった画像を見ると苦労した甲斐がありましたね(^_^;)。 あちらこちらから漏れいずる光も素敵です！

昨日棟上げをし、本日お施主様と共に上棟式を行いました。 新型コロナ感染防止の意味も含め、簡素に執り行いました。 “四方固め”という建物の角々をお酒、お塩、お米で清める儀式を行い、工事の安全とお施主様の益々の繁栄を祈念致しました。 柔道とかの寝技の一種ではありませんからね(^_^;)。 工事もいよいよ本格的に始まるわけですが、安全には十分注意して進めて参りますので今後ともどうぞよろしくお願い致します。 まずは上棟、誠におめでとうございます！

リビングの一角に設けた小上がりスペース。床材は２階床と同じ桧のフローリングです。

小上がり下部にはウレタンキャスター付き引き出し収納。ウレタンと言うところがミソです！

引き出し収納の奥は本来はなんでもない無名のスペースです。ただちょっとしたスペースはあります(^_^;)。

と言うことで秘密の扉。

普段は床板に隠れていますが、床板を剥ぐと取手代わりの[隠れナントカ…]が(^_^;)。

あ、でも結局は回転式取手を取り付けました。つまり、隠れっぱなしと言うことです(^_^;)。