スタッフブログ

家づくりコラム
建築士のつぶやき

リフォーム工事

リフォーム工事は難しいものです。ただ壁紙を貼り変えたり襖や畳を取り替えるだけならよいのですが、間取りを変えたり、水廻りをいじったり、新しい素材を 使ってみたりとまったく別のものへと変化させる場合、仕上がりに関しては、お客様とっては未知なるものです。 でもそこにお客様は期待や夢をふくらませて、大きなお金を支払ってくれるのです。ですから我々の仕事は責任重大です。実際新築より難しいと言っても過言で はありません。例えば、珪藻土や漆喰といった素材は一種の土です。乾燥、収縮によって割れや、クラックが入る場合もあります。仕上げの模様によっても印象 が違ってくるでしょう。また、既存の建物に工事をするわけですから床が水平でなかったり壁が傾いていたりと予想だにしなかった事態も起きるでしょう。た だ、そのような事はお客様はわからないのが当然でしょう。 我々がプロとしてお客様にしっかりと説明をし、ご理解頂いたり、一緒に相談しながら進めなくてはなりません。新しい素材や建材もどんどん出てきています。 常に勉強をして知識を身につけていかなければなりません。
私もまだまだ勉強不足であったり、説明不足であったりするところがあります。お客様に満足頂けるよう社員一同、日々努力をして頑張って行きたいと思います。
P.S. 新築でも同じ事が言えるかもしれませんね。

家づくりコラム
建築士のつぶやき

設計と現場について

「建築」と一言で言ってもさまざまな業種が絡み合ってひとつのものを作り出しています。
大きく分けると設計者と施工者がそうです。設計者は何もないところから線を引き、平面から立体へとクリエイティブに考え、またさまざまなファクターを取り 入れ図面化していきます。一方施工者はその図面を元に実際の形へと変えていくわけですが、これがなかなか設計図通り行かないのが現場なのです。設計者も、 施工者も良いものを作りたいと言う思いは同じなのですが、なかなか上手く納まらないことが多いのです。しかもデザインに凝れば凝るほどそういった矛盾が起 きてきます。そうなると現場監督の腕にかかってきます。いかに設計者の意図するところ、イメージを読み取り、それをいかに職人さんに伝え形としていくか、 頭の使う仕事です。私は設計もしますし、現場監督もします。両方の立場がわかるだけに非常にやり辛い部分もあれば、上手くまとめられる部分もあります。
ただ最終的には、お客様に満足していただける家を作るということを忘れてはならないと思います。そんな気持ちがひとつになったときいいものができるのではないでしょうか?

家づくりコラム
建築士のつぶやき

ローコスト住宅について

一言にローコストと言ってもいろいろな形態や基準、考え方があります。
単純に坪単価が30万円台、40万円台といった物件を想像する方も多いと思います。しかしながら、われわれのような工務店では一軒一軒手作りで住宅 を作っています。とても大手ビルダーのような低価格帯での工事請負はできません。では弊社の言うところのローコストって何?と思われるでしょう。たとえば 車で考えて見ましょう。カローラ(悪い車ではありませんよ)が300万円だったら高いと思う方が大半ではないでしょうか? でもメルセデスベンツの新車が 300万円だったら安いと思う方が大半だと思います。住宅でも一緒です。いろいろな仕様、いろいろなタイプの住宅があります。無垢のフローリングや自然素 材をふんだんに使った住宅もあれば、合板のフローリングにビニールクロスの住宅もあります。どちらがいい、悪いではなくその人にとっての価値観であり、 ニーズであると言えると思います。私どもはよりよいものを、広告宣伝費や展示場の経費などをかけない分少しでも安く提供していきたいと思っています。

家づくりコラム
建築士のつぶやき

耐震補強工事

先日、石川県地方で大きな地震がありました。半壊、全壊の家が700棟以上もありました。地震の起きた地域は、地震警戒地域から外れているところだったそうです。もしあなたの住んでいる地域に、震度6以上の地震が来ても本当に大丈夫ですか?
最近の天気予報は良く当たります。降水確率が50%のときあなたは傘を持って出ますか? 70%のときはどうですか? 70%以上だと大抵の人は傘を持って出ることでしょう。
東海地方は70%以上の確率で今後数年の間に大きな地震がくると言われています。傘を持って出て、雨が降らなくて悔しがる人は少ないと思います。地震が 来なくて悔しがる人がいるでしょうか? 今地球は何が起きるかわからなくなっています。自分の所は大丈夫だろうと思っていませんか? 備えあれば憂いなし です。まずは自分の家が大丈夫かどうか診断してみてはいかがでしょうか? 耐震補強をすることにより、市町村によっては税制の優遇措置や、補助金が出ると ころもあります。私の住む多摩市でも耐震補強工事には力を入れており、補助金制度もあります。自分の命は自分で守る時代です。

家づくりコラム
建築士のつぶやき

環境について

2月になりました。2月ってこんなに暖かかったでしょうか?昔(20〜30年前)はもっと寒くて、小学校に通うときに霜柱や氷を踏みながら行った記憶があ ります。生活するには良いのですが、何か季節感がない気がします。やはり地球温暖化でしょうか?
我々の仕事は環境に大きく関わってくる仕事です。たとえばリフォームをするときは必ず既存のものを壊したり捨てたりします。壊したほうが施工しやすい場合 や、残したほうが良い場合等あります。出来ればなるべくゴミを出さないよう工夫して提案したいものです。 また新築時にはなるべく自然に帰せるものを材料として選びたいものです。環境にやさしい素材は人間にもやさしいですしね。

家づくりのこと、
お気軽にご相談ください

営業時間
8:00~18:00
定休日
日曜日
第2、第4土曜日・祝日

ご見学をご希望の方はこちらをご覧ください