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家づくりコラム
日々の業務スペシャルヴァージョン

日々の業務スペシャルヴァージョン【一服の清涼剤】(特別編)

・【一服の清涼剤】
・2008.06.01 Sunday

 好評につき・・・というわけではないですが、《日々の業務》スペシャルヴァージョン第二弾です。
 今回のテーマは休憩について・・・!

「サラリーマンに較べて職人さんって自由でいいわね~」なんて声をたまに耳にするが、実際はそうでもない。
 職人たちは、割合律儀に決められたタイムスケジュールの中で行動しているものだ。例えば朝の始業時間は8時厳守(現場の状況にもよりますが・・・)! ちょいと10時に一服し、サクッと12時に昼食を食べ、またまた3時に一服する。終業はだいたい夜の6時(工期が迫り怒涛の追い込みの場合は残業あり!)と。
 とまぁ、おおよそ2時間ごとに休憩をはさんで一日の業務をこなしている。云ってみればこれが一種の仕事のリズムみたいなもので、これが崩れると全体の工程も狂ってくる。この業界には《工期厳守!!》という【鉄の掟】があり、これを破るととんでもないことになる(どうとんでもないことになるかと云うと・・・お、怖ろしくて云えません!)。
 それゆえ職人たちは、決められた工程に基づいてキッチリと仕事をこなさなければならない。そうするためにも1日の時間感覚を、規則正しい生活によって養っていかなくてはならないのだ。例えて云うならば、ボクサーが1ラウンド3分間を、スパーリングや日々の練習の中で体に覚えこませるようなものだ。職人も同様にほぼ2時間ごとのタイムスパンでどこまで仕事を進めて、どのように納めるかを日々の生活の中で実践しているというわけだ。
 この2時間という時間がポイントで、人間の集中力の持続時間はだいたいこのあたりの時間が限界みたいだ。勉強や車の運転でもそれを過ぎると注意力が散漫になり、思わぬミスや事故に繋がりかねない。職人の世界も同じで、この集中力を一定の間キープさせるために、10時・3時に《一服する》という行為が存在するのかもしれない。たぶん・・・。
 では、《一服》とは何か? まぁ簡単に云うとちょっとした小休止、休憩タイムのこと。職人世界の間では太古の昔より延々と執り行われている慣習で、朝の10時、昼の3時あたりにとるのが通例だ。時間はおおよそ20分~30分。
 その中でみんな何をしているのかと云うと、それはホント人それぞれだ。缶コーヒーやお茶を飲む者、煙草をくゆらせる者、ひたすら携帯にメールを打ちまくる者、一人たそがれ遠くの空を見つめる者、はたまた休まずひたすら働く者とか(まぁ滅多にいないけど・・・)。本当にさまざまである。
 まぁそれでもたいていの場合、多くの者がすることといえば仕事の打ち合わせだ。どういう段取りでどのように納めるかとか、難しい細工の検討をしたりとか、おおむねそのような話で時間が過ぎる。《一服》時のリラックスモードだと、思わぬいいアイデアがでたり、その現場に携わる業者間同士の連携もスムーズにいったりして。たぶん・・・。
 傍から聞いていると、専門用語のオンパレードなので何を話しているのか分からないかもしれない。例えば「いんにっさんで野縁組んで・・・」なんて聞いても、なんのこっちゃとういう感じだ! (ちなみに、これは天井の下地組みのこと)
 もちろん仕事の話だけでなく、くだらない世間話や仲間の噂話、彼女や自分たちの子供の話など缶コーヒー片手にお喋りして気分転換を図ることも多い。そこで心も体もリフレッシュして次の仕事にあたるわけだ。
 また我々の仕事はお客さまが住みながらの増改築(リフォーム)工事も多いのだが、その時などはお客さまが10時や3時にお茶を出してくれるケースが多々ある。まったくもって有難いことである。そんなに気を使わなくてもいいのだが、出されるとやはり嬉しいものである。なかには、自分で焼いたクッキーなどを振舞ってくれるナイスなお客さまもおられるので、こちらも何か(ささやかではあるが)サービスしたくなるものだ。
 まぁどの仕事もそうだと思うのだが、機械ではなく生身の人間がやることなのだから、たまの息抜きも必要だよね!(息抜きばかりでも困るけど・・・)

***ところで、休みの日も10時、3時に一服したくなるのは私だけ・・・!?

 

★★★『あとがき的追記』★★★

10時、3時の一服というのは今でもしっかり存在します(^_-)。
ただし、当時に比べ一服時の喫煙率というのはだいぶ低くなっているような気がします。そもそも今は現場敷地内全面禁煙なので・・・(^^。タバコを吸いたい人たちは別の場所へと言うことになります。

この当時、人間の集中力は2時間が限度などと書いていましたが、年を重ねるにつれ1時間が限度になってしまいました・・・(^^;)
人生とはそういうものです(笑)。

それにしてもこの業界、【鉄の掟】(笑)がやたらと多くないですか・・・!?

現場レポート
日々の業務

チェンジ

これ、電気メーターの木製カバーです。 再塗装には耐えられないという判断のもと、同じ形状で作り直しました。 こういうのって「レプリカ」と称していいんですかね・・・(^_^;)。

現場レポート
リフォーム現場情報

花台手摺り

雨のために傷んだ木製手摺りを新しい材料で作り直しました。 外装のために組んだ足場がある時でないと出来ない作業です(^_^;)。

現場レポート

農機具小屋またの名を納屋(建具)

外壁とお揃いのデザインで上吊りの引き分け戸を取り付けました!

家づくりコラム
日々の業務スペシャルヴァージョン

日々の業務スペシャルヴァージョン【正直な掃除機】(特別編)

【正直な掃除機】
• 2008.05.19 Monday

今回は《日々の業務》のスペシャルヴァージョンと云うことで・・・!

 今回のテーマはずばり掃除!

 この仕事「掃除に始まり掃除に終わる」と云われるぐらい、掃除は基本中の基本。それは新人もベテランも同じこと。
 例えば昔の侍が刀を常に手放さなかったように、我々も現場に入れば、絶えず箒とチリトリを携えていなければならない。常に、現場内清掃は弊社斉藤工務店では【鉄の掟】なのだ!

 まぁそれと云うのもこの仕事、年がら年中ゴミを出しまくっているので、嫌でも掃除せざるをえないのだが・・・。
 木屑などは日常茶飯事で、材料を梱包してあるダンボールだの、石膏ボードの端材だの、挙句の果てには解体した浴槽や、取り外したキッチンだの、現場にはさまざまゴミが溢れている。
 つまり現場内にゴミが散乱していると、作業能率はグッと下がるし、だいいち足元も悪いので怪我のもとだ。そのため我々は宿命的に現場内を整理整頓し、きれいな状態に保っていなければならないのだ。
『掃除』と一言で云っても奥が深い。日々の業務の中でもさまざまな種類の掃除がある。掃き掃除、拭き掃除、道具や材料の片づけ、機械による掃除(つまり掃除機のこと)などなど・・・。
 その中でも圧倒的の多いのが掃き掃除だ。みなさんは普段、箒(特に座敷箒)を手にすることなどおありだろうか? これだけ掃除機が普及している現在(いま)、あまりお目にかかれないのではないだろか。だが我々建築業者の間では、なくてはならない必須アイテムなのだ。
 箒にも使い易い箒とそうでないものがある。たかが箒といえどもバカにできない。
 この業界、何事にもこだわりを持つ人が多い。箒もそうだ。たいていの職人は自分の手に合った《マイ箒》を所持している。下手な箒を使えば、きれいになるものも全く逆の様相を呈することもあるからだ(^^;)。使い易い箒を使えば、掃除も苦にならない。いや、逆に楽しくなるぐらいだ・・・。ハハハ、ちょっと言い過ぎ(笑)。
 一般的に云って箒は、柄と掃く部分(あそこはなんて名前なのだろう?)のバランスが大事である。まぁ重心とでもいうのだろうか。それと先端のフサフサ部分の量の加減。多すぎてもいけないし、ハゲちょろけでもいけない。さらに柄のグリップ感も大切だ。太過ぎてもいけないし、細過ぎてもいけない。それなので自分の手にしっくりくる箒を買い求めるのは、なかなか難しい。
 箒も自分で作れればいいのだが、そう簡単に作れるもでもないだろう(一見簡単そうなんだけどね・・・)。それでも、ちりとりなどは自家製の《マイちりとり》を愛用している職人もいたりする。ゴミが自分の作った愛用のちりとりにかき集められる瞬間、至福の歓びを体感している変わり者もいるかもしれない(いるかっ!)。
 そのようにして常に掃除をしていれば、当然のことながらゴミ袋はすぐにいっぱいになる。我々の出すゴミは、家庭で出るゴミとは違い『産業廃棄物』と呼ばれるゴミに区分される。
 これがやっかいな代物で、その辺に簡単に捨てられる物ではないのだ。ちゃんとした《産廃業者》に高いお金を払って捨てに行かなければならない。特に増改築工事などをした場合にはある程度既存部分を壊すため、半端じゃない量の産廃ゴミが出る。
 昔は燃える木材ゴミなどは自前の焼却炉で燃していたのだが、現在(いま)そんなことをしたら消防車は来るは、罰金は取られるはで、とんでもない目にあってしまう。お客さまにも、ゴミ処分費がこれだけかかりますと云ってもすぐには信じてもらえないのが現実だ。確かに買った値段より棄て代のほうが高くつく(特に石膏ボード)なんてバカげた現象もないではないので、説明に困る。実際現実問題として、ゴミ処理代はほんとバカにならないのだ。
 
 まぁそれはそれとして、現場の中がいつもきれいに片付いているというのは、我々業者にとってもお客さまにとってもやはり気持ちがいいものである!

※  それにしても【鉄の掟】に背いた者には、一体なにが・・・???

 

★★★『あとがき的追記』★★★

 いや~それにしてもこのタイトル、ふざけすぎです(笑)。
 12年も前からオヤジギャグ全開ですね・・・m(__)m。
 ですが、昔も今も「掃除に始まり掃除に終わる」というのは変わっておりません!
 現場の基本ですね。最近は手軽に扱えるコードレス掃除機が普及しているので正直者も増えているはずです(笑)。
【鉄の掟】に背いた者には、一体何が・・・気になりますよね(笑)。
 12年経った今でも・・・秘密です(^_-)!