スタッフブログ

現場レポート
新築現場93(多摩市S邸)

新築工事 杉板張り

土間コーナーの壁・天井は杉の羽目板張りです。

建築あるある秘帖
家づくりコラム

建築あるある秘帖10【建築現場車事情】

 工事現場へは基本、車での通勤。これ、たいていの建築職人のライフスタイルである。朝の満員電車に揺られるという過酷な状況は回避出来るのだが行った先で車を駐車しておかなければならない。
 こんな狭い場所に止めるんですか? という駐車スペースに10回ほど切り返しを要したとしても現場に止められるスペースがあればまだ良い。状況によっては止められるスペースのない現場もある。近くにコインパーキングでもあればそこに止めるのだが、ない場合は誠に困る。
 路上駐車もリスクがあるし、周り近所に迷惑だ。致し方なく遥か遠くのコインパーキングまで車を持って行く。現場に戻って来て何かの道具を忘れていたりすると・・・悲劇である(^_^;)。
 一番最悪なのが帰る時に車の鍵を現場に忘れた場合である。今日1日の疲れがどっと押し寄せる瞬間だ。
 また現場に車を止められたにしても、車に鍵を閉め忘れた場合にたまたま車上荒らしに合い貴重な道具や鞄を盗まれるというケースもある。
 鍵を掛けない自分が悪いのだがショックはショックである。
 大雨の翌日、整地されていない駐車スペースに突っ込んでタイヤがぬかるみに入り脱出出来なかったりとか、途撤もない急坂の途中にある駐車場で究極の坂道発進なくしては脱出できないという難易度Aクラスの駐車場に止めざるを得ないケースなどもある。
 それでも我々建築職人は道具や材料を車で運搬しなければ仕事にならないので必然的に車を使わざるを得ないのである。

 専用のお抱え運転手でもいればいいのだが・・・(^_^;)。
 

現場レポート
日々の業務

式台

玄関の上がり框と玄関土間の段差がかなりあるため、据え置き型の式台を作っています。 元々は「敷台」と表記されていたようですがどのような変遷を経て「式台」となったかは不明です(^_^;)。

現場レポート
新築現場93(多摩市S邸)

新築工事 壁塗装2

パントリーの壁は落ちついたグリーンです。 床の濃色と合って格好良い空間になりました。

家づくりコラム
建築職人ガイドブック

建築職人ガイドブック13【クロス屋】

【クロス屋】

建物の中の天井と壁には、たいていの場合石膏ボードというものが貼られています。これは内装の仕上げ材を施工するための下地材です。左官材、塗装材、クロス等ほとんどの内装材の下地として使えます。その石膏ボートは大工さんが貼ります。
今回の職人、クロス屋さんはその石膏ボートにクロス(壁紙)を貼る職人のことです。
クロス屋さん、いきなり壁紙を貼るわけではありません。それなりの下地処理をしてからの仕上げ施工となります。まず何をするか?
ボード面には必ずと言っていいほど継ぎ目(ジョイント)が出来ます。そこへ【パテ】とよばれる片栗粉を練ったようなモノを詰めていきます。
パテにも荒パテと仕上げパテの2種類があり、荒パテから充填していきます。詰めたパテを大きめのコテでボードと平らに均していきます。ジョイント部分はたいていVカットされているのでその窪みを埋めるわけです。そこからのペーパーヤスリ。均一な面の下地を作らなければ仕上げが悲惨なことになります(^_^;)。
パテと同時期に出隅コーナーというプラスチック樹脂のコーナー材を取り付けていきます。出隅とは壁面の出っ張った角のことです。
下地が出来上がれば後はクロスを貼っていきます。弊社では体に優しく、エコ素材である【和紙クロス】を推奨しております!
天井クロスは上を向いての作業なので柔軟な体と強靭な足腰が無いと勤まりません(^_^;)。貼ったクロスのシワを伸ばし、中に入った空気を除去します。クロスとクロスの継ぎ目部分にはコロコロローラーでしっかりと壁に密着させます。
天井や床の際は小さなカッターと大きなコテベラを使い真っ直ぐにカットしていきます。
クロスが貼り上がるとグッと家らしくなりますね!

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